漫談に大事なこと
同業者の評価って面白い。
帰ってきた無謀な企て第16回より。R-1優勝者の濱田さんについてユリオカ超特Qさんがおしゃっていたことが興味深かったので、その記録をつけておきます。
1.ピン芸には引っかかりが必要
もし、彼に視覚障害がなかったら?そういう風に考えなくもないけど、逆に言うと、そもそも1人芸ってキャラクターや「ひっかかり」がないと成立しない。だからギターを持ったり、フリップを使ったり、ものまねをしたり、音響を使ったりする。漫談の場合は特に、その人自身と密着しているネタのほうが良い。
2.立ち姿が綺麗
漫談って手の動きをどうするか迷う。だから濱田さんが杖を持っているのが結構助けになっているのかも。綾小路きみまろさんも扇子を持っていたりすることで、見ている方もしっくりくる。
3.普通のしゃべり口調で自然な漫談
濱田さんは普段の会話のような感じで漫談をしているが、自然な感じが一番難しい。だから漫談を演る人は呟いたり、演説調にしたりしている。キャプテン渡辺、つぶやきシロー、きみまろさん然り。
やはり、演者側の視点が聞けるというのは面白いです。自分なりに要約したものなのでニュアンスが違ったりするかもしれないし、もっと楽しいので、詳しくはポッドキャストで聞いてくださいませ。
それにしても、ものすごく久しぶりになってしまいました。基本的にM-1、R-1は可能な限り見てはいるのです。でも高まりすぎて文章化できないのです(いろんなプロの方々が語ってくれるし)。
ではまた。